プジョー

エンブレムについて

プジョーのエンブレムは、その歴史は長く1858年に商標登録をとっており160年以上の歴史があります。
プジョーは自動車を生産する以前の刃物製品を製造していました。1850年に看板商品であるノコギリの刃にライオンの刻印されるようになります。
これはライオンの強さと刃物の品質を結びつけたものです。プジョーの創業地であるコンテ地方の紋章だったという説もあります。
自動車にライオンのエンブレムを使い始めたのは1930年代に入ってからで、ソショー・ロケットのフロントグリルに搭載されました。
プジョーのライオンは通称「ベルフォールのライオン」と呼ばれ、時代とともにデザインを変えていきました。
当初は4本足をそろえて立っているライオンでしたが、1948年に2本足で左を向いて立つ、現在のエンブレムの原型となります。
現在の形になったのは2010年で、メタリック加工を2パターンに施したもので、つや消し加工とのコントラストにより高級感を表現しています。

プジョーの車の特徴

プジョーの車は足回りが特徴で、猫足と呼ばれるほどです。
サスペンションとショックアブソーバーはプジョー独自の設定が施してあり、乗り心地がよく安定性も高くなっています。
快適性も重視しており、長い時間運転しても疲れません。シートは少し硬めでホールド感があります。
舗装路ばかりではないヨーロッパの道路状況を考えて作られています。

車名の規則

プジョーの車名はX0Xというように真ん中にゼロを入れる3ケタの数字が伝統でした。
ポルシェの911は当初開発コードの901で販売される予定でしたが、プジョーの申し立てにより変更したものです。
2004年に販売された1007から4ケタの車名が導入されますが、真ん中の数字は「0」か「00」となります。
最後の数字は世代ごとに増やすのをやめて、8はヨーロッパ向けの主力車種で、新興国向けの車種は1というルールになりました。