レクサス

レクサスの歴史とカーエンブレムの意味

レクサスはトヨタの高級車ブランド。ベンツやBMWといった高級車に対抗すべく北米向けに立ち上げられ、1989年にアメリカで販売が開始されました。

従来から持っていた日本車の丈夫さや日本企業ならではのアフターサービス、ラグジュアリーさを武器に、レクサスのLS(トヨタセルシオ)は1万1600台を売り上げる大成功を納めます。その後、2005年からは日本国内でも販売を開始しました。

そんなレクサスのエンブレムは、ブランド名の「L」の字を象ったもの。始めはゴールドがかった色をしていましたが、徐々に現在のプラチナな色合いに変化しています。レクサスというブランド名には、ラグジュアリーやテクノロジーと言った意味が込められていると言われていますが、ブランドの立ち上げに関わったニューヨークの広告会社によれば、特定の意味はないとのこと。そのため、さまざまな憶測が流れており、ブランドへの興味の高さが伺えます。

トヨタの店舗では購入できない

レクサスはトヨタの高級ブランド。しかし、トヨタ車を取り扱うトヨタ店やトヨペット店などの店舗では購入できません。あくまで別ブランドという位置づけのため、レクサスを取り扱う店舗を別に設けて販売しています。徹底したブランディングによって、高級車のイメージを保っているのです。

レクサスギャラリーと呼ばれるショールームは、レクサスブランドの車両を直に見られる展示スペース。青山、高輪、名古屋にあります。日比谷にある「LEXUS MEETS…」では、展示スペースの他にカフェや試乗体験ができるのが特徴。気になる車両を指定して、90分のフリードライブが可能です。自由にと言われるとどこを走ったらいいか分からない人のために、おすすめのドライブコースも用意されています。

レクサスの種類

初代のレクサスはLSと呼ばれる車種。後に日本ではセルシオとして販売されました。ESモデルはエグゼクティブセダンといい、日本では販売されていません。対してHS(ハーモニアスセダン)モデルは日本でのみ販売されました。

その他、スポーツモデルのISやRC、大型SUVのLXなど多数のラインナップがあります。

レクサスでは認定中古車の取り扱いも行われています。通常の中古車とは異なり、レクサスが90項目以上の検査項目を設け、それにクリアした車のみを取り扱っています。購入後は2年間の無料修理期間があり、さらには無料のメンテナンスも実施。認定中古車ならではの待遇です。

認定中古車は、在庫があれば最寄りのレクサス店から購入可能です。購入後はオーナーズクラブへも入会できます。